FXの注文方法
成行注文
価格を指定しないで、現在提示されているレートで注文を出します。
新規に注文を出す場合と、現在保有しているポジションを決済する場合の両方で使えます。
例えば、米ドル/円のアスクが105.50で、ビッドが105.51の時に買い注文を成行で発注すると、105.51円で買うことになります。逆に売り注文を発注すると、105.50円で売ることになります。
ただし、外国為替レートは常に変動しているので、発注する直前に瞬間的にレートが変わる場合があります。
その場合は、提示されていた価格と違う価格で約定する場合もあるので注意が必要です。
指値注文
価格を自分で指定して注文を出します。
現在の為替レートより安い価格で買いたいとき、あるいは現在の為替レートより高い価格で売りたいときに価格を指定して発注します。
ただし、自分が指定した価格に為替レートが達しないと注文は約定されません。
逆指値注文
逆指値注文は、指定した為替レートより上昇したら買う、あるい指定した為替レートより下がったら売るという注文方法です。
上昇トレンド、あるいは下降トレンドに乗ってトレードを行いたい場合は、逆指値を用いて新規に発注するという手法が有効です。
また、現在保有しているポジションの損失を限定するために逆指値注文を使用することもできます。
損失を限定するための逆指値注文を「ストップオーダー」、「ストップロスオーダー」とも言います。
トレイリングストップ(トレール注文)
「トレール」とは英語で『追跡する』という意味になります。
為替レートの動きを追いかけて、逆指値の値段を自動的に変更します。
売り注文の場合は、為替レートが上がると逆指値価格も引き上げられます。
買い注文の場合は、為替レートが下がると逆指値価格も引き下げられます。
この機能を用いることにより、現在保有しているポジションの利益を効果的に上げることができます。
IFD注文
IFD(アイエフディー)とは英語の「If done」(イフダン)の略です。
『新規注文』と『決済注文』をセットで発注します。
もし発注していた新規注文が成立したら、そのポジションを決済するための決済注文が発注されるという仕組みです。
この場合の決済注文は、新規注文が成立した時点で、初めて有効になります。
OCO注文
OCO(オーシーオー)とは、英語の「One cancels the other」、あるいは「One side done then Cancel the Other」の略です。
『指値での売り注文』と『逆指値での売り注文』といったように、2種類の異なる注文を同時に出しておき、いずれか一方が成立したら、もう一方の別の注文を自動的にキャンセルするという注文です。
例えば、105円でドル/円の買いポジションを保有していると仮定します。
このとき、利益を確定するために108円で売るという注文を指値で発注します。
同時に、損失を限定するために103円で売るという逆指値注文も出しておきます。
どちらか一方が成立すると、もう一方はキャンセルされます。
IFO注文
IFO(アイエフオー)注文は、IFD注文とOCO注文を組み合わせた注文方法です。
『新規注文』と、2種類の異なる『決済注文』をセットで発注します。
『新規注文』が成立した時点で、初めて2種類の『決済注文』が有効になります。
『決済注文』は、利益を確定するための指値注文と、損失を限定するための逆指値注文の両方を出しておきます。
一方の決済注文が成立してポジションが決済されると、もう一方の決済注文は自動的にキャンセルされます。